小さな注文住宅【3】 ~くらし方からうまれる~
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日々のくらしやご家族のことをとても大切に考え、 “家族がつながる”ことをテーマにされているCONNECTさんの家具。 家族のたくさんのストーリーを紡ぎだす、なんだかワクワクするような 天然木だからこその穴を活かしたテーブルや、 住まうご家族のくらしと暮らしの中のモノの収め先を、丁寧に組み立てていく 壁面オーダー収納家具システムのFERIOも、 なんだか住まいづくりに似てる感じで素敵だなって思って、ご紹介させていただきましたが、 CONNECTさんで家具を拝見していて、もうひとつとってもいいなって思ったのが、これです!
これも、オーダー収納家具。
壁面収納システムよりも、もっとコンパクトなくらしのための収納。 テーブルに座ったまま、必要なモノをすぐに取り出して、すぐに片づけられる! 実は、私自身も「こんなのがあったらいいのに・・・」って、ずっと思っていました。 整理収納のコンサルティングにお伺いすると、残念なことに ダイニングテーブルの上にたくさんのモノが置きっぱなしになっているご家庭って 意外に多いんです。 雑誌類とか、書類とか、お子さまのおもちゃとか・・・。 「少し歩けばお部屋の中にはちゃんと置き場所はあるんだけど、そこまで戻しに行けない。」 「テーブルの椅子に腰かけたまま出したりしまったりできれば、テーブルもきれいに使えるのに。」 そんな声を伺うことが多くて、できるだけテーブルの近くに収納場所をご提案しようと 考えるのですが、機能も見た目もよいモノがなかなか見つからなかったんです。 (出し入れするまでに、どれだけの行動をすればいいのかを「アクション数」って言います。 整理収納を楽にするために、このアクション数を如何減らすかが大事。 このお話は、またいづれの機会にあらためて。)
テーブルを、ちゃんとテーブルとしてその良さを100%発揮するためには、 やっぱり片づいた状態にしておくことが必要で、 こういう収納があれば、きっときれいに保ちやすくなるんだと思います。 きっと、水野社長を始めとしたCONNECTのスタッフの皆さんが接してこられた お客様のくらし方や声から こうした収納も生まれてきているんですね。
そうそう、お子さんの学習机のワゴンもよく考えられてるって思いました!
ワゴンの一番上の引き出しがなくて、棚になってますが、 お子さんが勉強をするときにお母さんが寄り添うための椅子になったり、 ランドセル置き場にもなるようにこんな形になってるそうです。 低学年のうちはまだ掛けることが上手にできないお子さんのことを とってもよく考えられてつくられてると思います。
インテリアの中でも、くらしと深くかかわってくる家具。
家が人の過ごす場所なら、収納はモノが過ごす場所だと言えるのかもしれません。
どんな人・モノ・くらしをそこに収め、どんな毎日を過ごしたいのか。
そんな風に改めて考えてみると、どんな形が必要なのか、 ご家族にとってより良い、ご家族にとってしあわせをもたらしてくれる形が きっと見えてきます。