小さな注文住宅【２】 ～ くらしとモノを収める器 ～

以前に書いたCONNECTさんの記事の続きです。 こちらの記事http://kurashinotorisetsu.com/category/blog/page/66/と併せてご覧ください。

名古屋市守山区にあるインテリアショップ『ＣＯＮＮＥＣＴ』さん。 昨年末に社長の水野さんとお会いして、モノづくりに対する想いなど、お話しを伺ってきました。

ＣＯＮＮＥＣＴ水野社長 日々のくらしやご家族のことをとても大切に考えながら、モノづくりに携われている水野さん。 だからお店の名前もＣＯＮＮＥＣＴで、 家族ひとり一人を尊重しながらも笑顔で繋がるための 住まいの中心にある場所、ツールとしてテーブルにこだわって、 扱われていらっしゃるんです。 以前の記事でも書きましたが、 節や穴のある天然木の一枚板からつくられるＣＯＮＮＥＣＴさんのテーブルは、 使うご家族のくらしが見えてくるような、 紡ぎだすストーリーが見えてくるような、 そんな不思議な魅力があるんですよね。 そして、テーブルから広がって、こんな収納にも！

FERIO(フェリオ・「休日」の意味)って名づけられた、オーダー壁面収納家具シリーズ。 この家具についてもいろいろと教えて頂いて、そのお話しがさらにステキでした。

この家具は、水野さんご自身とご家族のくらしの中から誕生したんだそうです！

休日のリビングダイニング。 ご家族がテーブルに集まってそれぞれに楽しんでいると、 そこにはたくさんのモノも集まってきます。
ご家族の「こんな風にしたい！」と「モノの収まり先」を形にして行って、 この壁面収納にたどりついたんですって！

製品化されている今は、もちろんそれぞれのご家族に合わせて、 オーダーメイドしてもらえます。

引き出しや棚、一つ一つを拝見しながらつくっていく過程を伺っていたら、 このFERIOていう収納家具は、注文住宅を建てるときの 住まいづくりの過程にとってもよく似てるって感じました。

注文住宅を建てるときにも、まずは家族の「こうしたい！」があって、 それに合わせて間取りだったり構造だったりを重ね合わせてつくりあげていく・・・。家がくらしと家族を収める器なら、 CONNECTさんの壁面収納家具システムFERIOは、 くらしとモノを収める器なんだと思います。
使い始めてからはもちろん、 つくる過程もご家族でくらし考えていただくきっかけになってきっと楽しいにちがいない！
そんな風に感じられました。

もちろん、家を住みこなすスキルが必要なのと同じように、 FERIOを使いこなすためには少しだけ整理収納のスキルを持っていたほうが より良いんじゃないかなって整理収納アドバイザーとしては少し思います。

そして、ＣＯＮＮＥＣＴさんの収納家具は、もっともっと小さな大きさでも・・・。 長くなってしまったので、このお話しはまた別の記事で。