からだをつくるもの くらしをつくるもの
少し前のことになりますが、「わたしの日用品=愛用品」展を会期中の ギャルリ百草さんにお邪魔してきました。
多治見市街から少し山の中に入った数寄屋造りの古民家の百草さんは、 お庭も美しくとても心地の良い空間。
併設のカフェで頂いた人参ジュースは、とってもやさしい味でした。
展示は、器から布のもの、紙のもの、スキンケアや花火まで、 百草の安藤ご夫妻のくらしが垣間みられるようで、 その心地よさに閉店間際まで過ごさせて頂いてしまいました。
そこにはちゃんと貫かれているテーマがあって、まったく矛盾や無理がない。
そんなことも、きっと、心地よさを感じる要因なのだと思います。
「食べるもの、飲むもの、口からいれるものがからだをつくる」 ということを、よく言われます。
有機栽培や低農薬のものにこだわってお野菜をいっぱい摂ったり、 脂を摂るのを控えたり、美味しいものを探したり。
そんな風にして、自分にとって心地よい食事をしたり 健康なからだをつくったり・・・。
排泄も切り離しては考えられません。
同じように、すまいにいれるモノ、愛用するモノが くらしをつくっていくんですよね。
自分自身にとって、心地よいモノ。
くらしが、色々な意味で健康になれるモノ。
それぞれの人にとって、それがなんなのか、どこに行ったら出会えるのかがちゃんとご自身とご家族のなかでわかって、 そのようにモノを選び取り入れることができたなら、それはとってもとってもしあわせなことなんだろうなと思います。
どんなくらしがつくりたくて、 そのためにはどんなモノを持ち、なにをとり入れて行ったらいいのか・・・。
まずは、ちゃんと知ることが、何よりも大切なのかもしれませんね。