子どもをおかたづけ好きにする魔法の言葉

おかたづけ好きな子に育てるにはどうしたらいいの!?
おとなでもちょっと面倒に感じてしまう、おかたづけ。
だからこそ、わが子におかたづけ好きになってもらいたいのは、子育て中の多くのママ・パパの共通の願いかもしれません。

子どもが自分から楽しみながらおかたづけもしてくれれば、ママの家事も少し楽になってきっと笑顔も増えますね!

ママたちの工夫
お母さんとお会いしお話しを伺うと、お子さんと楽しくおかたづけをするために皆さんそれぞれに様々な工夫をされているようです。

  • 寝る前におかたづけタイムを設ける
  • 子どもと”おかたづけ競争”をする
  • ご褒美としておやつをあげる
  • ”おかたづけの歌”を歌いながら片付ける

お子さんが条件反射で行動してくれる、”おかたづけの歌”というのがあるようです。
「おかたづけ おかたづけ さぁさ みなさん おかたづけ」という簡単な歌詞なのですが、各地の保育園・幼稚園で子どもたちにおかたづけを促すときに歌われています。
子どもたちが集まる場では特にこの歌は大変な効果を発揮してくれるようで、歌い始めると競い合うように子どもたちはおかたづけをするのです。
でも、この歌が効果を発揮してくれるのも、残念ながら小学校低学年くらいまで。

この先にどんな環境をつくり、どんな声かけをし、どうやって整理収納・おかたづけの本質を伝えていくかが、子どもをお片づけ好き・おかたづけ上手に育てられるかどうかのポイントになってきます。

「かたづけなさい!」では片付かない!?
お子さんにおかたづけを促すときに、どんな声かけをしていますか?
「かたづけなさい」や「元に戻して!」と声をかけていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
どちらも間違いではないのですが、お子さんによってはこの言葉で苦手意識を強くしてしまう場合もあります。

もしも今、皆さんの目の前に雑多なモノの山があって、「片付けて!」「元に戻して!」と誰かから言われたとしたらどうでしょう。
なにから手をつけたらいいのか、途方にくれてしまいませんか?
そんなときにさらに「早くしなさい」と声をかけられたとしたら、きっと全部を押し込んでしまえるような場所を探して隠そうとしてしまいますよね。

「片付けなさい」と声をかけられている子どもたちも、そんな状態なのです。
何でもかんでも押し込んでしまうだけでは、いつまでたってもお部屋のなかは片付いていきませんし、ぐちゃぐちゃの机の上が引出しの中へと移動していくだけ。

ちゃんとおかたづけのできる子にするためには、具体的な方法を示してあげることが必要なのです。

おかたづけのきほん
では、どんな手順を踏んでおかたづけをしていけばいいのでしょうか。

基本のステップは、3つ。
【1】要るモノと要らないモノを分ける
【2】要るモノモノを、仲間どうしに分ける
【3】その場所でなにをするのかを分けて、使うモノの仲間を使いやすいように収める

モノがいっぱい出されていて散らかっている状態のところには、要るモノと要らないモノが混じってしまっています。
例えば、おもちゃや勉強道具に交じって折り紙の切れ端が入っていたり・・・。
このような状態から、まずは要らないモノを取り除いて、要るモノだけにする必要があります。
「これ要る?」とお子さんに聞くと、「全部要る!」と答えるお子さんもいるかもしれません。
そんな時には、「いつ使う?」「どんなところが好き?」と訊いてみましょう。
要る・要らないの基準を、お子さんに決めてもらうのもいいでしょう。
大人から見ると要らないモノのように見えるモノでも、子どもにとっては宝物だったということもよくあるので、ママやパパが勝手に判断して捨ててしまわないようにしたいですね。

要るモノだけになったら、次はモノの仲間分けをします。
まずは、遊びに使うモノやお勉強に使うモノなど、ザックリとした仲間に。
さらにそれぞれを、アイテムごとや使う場所、使う頻度に分け、一緒に使うモノはひとまとめにします。

モノの仲間分けができたら、今度はモノを収める場所を考えます。
「お勉強する場所はどこ?遊ぶ場所はどこ?」と、家の中でする行動をふり返って、使う場所に使うモノの仲間を帰してあげるようにします。

こうして、何度も分けるということを重ねていくうちに、おかたづけが完成していきます。

キーワードは「わける」
子どもをお片づけ好きにする魔法の言葉、それは「わけて!」です。
要るモノと要らないモノを分けて、モノの仲間で分けて、行動によって場所を分ける。

実は、子どもたちは分けることが大好き!
トランプやカードゲーム、外遊びのフルーツバスケットなど、遊びの中には分けることがルールに入っているものがたくさんあります。
分けることを繰り返していくうちに、子ども自身がお片付けの中に楽しみを見い出してくれるようになるかもしれません。

子どもの状況に合わせて
もしかしたら、子どもに早く一人でおかたづけができるようになってほしいと焦るパパやママもいらっしゃるかもしれません。
でも、あせらずに。

子どもの習熟度に合わせて、パパやママがしてあげる行動というのも、変わってきます。
習熟度の低い順に、①子どもに代わってしてあげる、②子どもと一緒にする、③子どもに教える、④子どもが一人でできるようにする。

年齢に関係なく、お子さんが今どの辺の習熟度にあるのかに合わせて、一緒にしたり見守ったりするのも、子ども自身の自立を応援し、おかたづけ好きな子に育てるために大切なことだと思います。
おかたづけ・整理収納を楽しむことは、コミュニケーション力を身につけることにも繋がります。

ぜひ、整理収納・おかたづけを通じて親子で楽しい時間を過ごしてみてください。
ご家族皆さんの笑顔が、より増えますように。

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