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見え方がかわる
お店などで様々なモノをみた時、 「素敵なデザイン!」とか「このブランド、好き」とか 「ちょっと高いなぁ」「安いかも・・・」 私たちはそんな風に、モノだけからいろいろなことを感じると思います。
少し変な表現かもしれませんが、モノから得る情報だけで、 ”単なるモノ”として見ている感じ。
でもきっと、そんなモノが、違った見え方をしだして ”単なるモノ”から”特別なモノ”にかわることがあると思うのです。
例えば、つくっている人に出会えた時。
どんな想いで、どんな風につくられているのか知った時。
モノの向こうの背景が見えると、ぐっと愛着が深まるのではと思うのです。
これは岐阜県土岐市のCeramic Arte(セラミックアルテ)さんのベネチアンビーズの数珠。
先日あるイベントで、たまたまセラミックアルテの四代目でもあり、この数珠をデザインされているCihiroさんにお会いできました。
お曾祖父様が仏具の製造・販売として会社を立ち上げられ、お父様の代で美濃焼の製造販売に。
それでもやっぱり、お曾祖父様の意思を受け継ぎたいと、現在の住空間に合った仏具のデザインを考え始められたのだそうです。
ベネチアンビーズの数珠も、そんなCihiroさんの想いからうまれた仏具の一つ。
数珠は、念珠職人と呼ばれる職人さんが一つ一つの珠に丁寧に糸を通して 仕上げられるのだそうです。
そして、ビーズの穴のカタチや滑らかさも重要で、 このベネチアンビーズの数珠は、デザインをされているCihiroさん自らが 5段階にも及ぶ穴の研磨作業を、一つ一つ丁寧にされていることを教えて頂きました。
手をかけ人をかけ想いを込め、丁寧に作られた数珠。
数珠そのものからは、きっと読み取ることができなかったことです。
これを持てるそのときが来たら、ぜひ持ちたいと思いました。
つくる人と出会い、話すこと・・・ ここから得られることは、きっととても多く、大きなことなのですよね。
つくる人とつかう人が、もっともっと出会う機会が増えて行って すべての人が自分にとって特別なモノに出会えるようになったら、 もしかしたら「整理すること」が必要でなくなる日が来るかもしれませんね。