アレルギー発症のリスクを抑えるには

こんにちは。整理収納・防犯アドバイザーの瀬尾さちこです。

先日、こんなところで勉強をしてきました。
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日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会。

全国から、医療関係者や栄養士、アレルギー支援に関わるNPOの方などが集まって、アレルギーに関する様々な研究発表をされるというもの。
演者の方も聴講されている方も専門家の方がほとんどで、医学用語が飛び交う中、完全に理解することはとても難しかったのですが、それでも興味深いお話をたくさん聴くことができました。

喘息とかアトピーとか、アレルギーにも色々とありますが、発症するのには遺伝要因と環境要因があるそうです。

その発症割合は、50%ずつ。

遺伝的な要因を避けることはできないけど、環境要因をできるだけ減らすことはできるかもしれません。
環境要因とは、主に食べ物・ほこり(ハウスダストや花粉など)・ペット・感染・喫煙・運動・薬物の7つ。
最近は、小学校の給食などで命を落とされる子がでてくるなどの痛ましい事故が相次いだことから、食に関する対策に注目が集まっているように感じています。お医者様も、食に関しては指導しやすいということもあるかもしれません。

逆に、お医者様にとっては指導しにくい環境要因というのもあるようです。
例えば、ハウスダストに関して。

アレルギーを引き起こすハウスダストの正体は、コナヒョウヒダニというダニ。
このダニは、人の髪の毛やフケ、花粉、そしてホコリ等の繊維のほか、カビも餌にして繁殖してます。

実はこのダニ、砂埃などが入って床がザラザラしてると思われる保育所よりも、一般家庭のほうがたくさん生息しているそうです。
アレルギーの専門医の方も、「ご家庭の掃除をしましょう」というのはなかなか伝えにくくて、本当はご家庭の清掃状況に問題があると思われていても、つい保育所などのせいにされてしまうようなこともあるそうなのです。
普段から、お母様方がお子さまのために頑張っていらっしゃるのを近くでご覧になっていらっしゃるからこそなのかもしれません。

湿度も気温も高くなる梅雨の季節だからこそ、やはり、お家の中のお掃除をしっかりとしておくことと、カビを生えにくくしておくことがとても大切なんだと思います。

カーペットや畳、寝具にダニが発生しやすいというのは既に多くの方がご存知のことかもしれませんが、フローリングでも埃のたまるようなお部屋の隅っこには、やっぱりこうしたダニが潜んでいるんです。
まずはお部屋の隅々まで丁寧に掃除機をかけること。

掃除機はヘッドをぐいぐい押し付けるよりも、掃除機のヘッドと床面に隙間ができない程度に軽く。
シャーッとすべらせるようにではなくゆっくりと丁寧に、カーペットの場合は目にそうかたちと目に逆らうかたちでかけると、効果的です。

また、梅雨の合間のお天気の良い日にはカビを防ぐために収納の扉も開けて空気を通してあげることや、使わないものをずっと置きっぱなしにするようなことも避けていただけると良いかと思います。
暮らしていると、あまりにも当たり前な風景になりすぎて気づかなくなっているような置きっぱなしのものや、引出しの中、おもちゃ箱の中なども、意外と埃がたまるもの。

現在アレルギーを発症されていない方でも、環境要因によって発症するリスクは50%ですから、ダニの餌になるようなカビの発生をおさえるためにも、除湿剤に頼りきるのではなく、やっぱり埃やダニを発生させにくくする暮らし方は大切なんじゃないかと思います。

布団圧縮袋やプラシチック製の収納ケースに入っているものも、湿気がこもりがちになるので、お天気の良い日には一旦ケースから出して干してあげると安心できますね。

 

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