泥棒がよろこぶ場所
こんにちは、くらしの取説の瀬尾さちこです。
防犯についてのお話しの続きです。
前回は、「泥棒が道具に使うモノは、こんなものですよ」といくつかご紹介しました。
窓を割るものとしては、園芸用のスコップやドライバーなどの先の尖ったもの。
侵入の足場として使用される可能性のあるものとしては、大型のゴミ箱や脚立、
空いている鉢植えなど。
面格子を壊すものとしては、柄の長いほうきやゴルフクラブなど。
こうしたものは、誰だって、ちょっと目のつきにくい場所に隠すように
置きたくなってしまいますよね。
例えば、こんな場所。
勝手口やお風呂場に面していたり、リビングでも
少し小さめの窓があるようなところかも知れませんね。
2階には子供部屋や寝室、廊下の小窓があるような・・・。
実は、こういう場所こそ、泥棒が喜ぶ場所なんです。
お家の中からも人がいることがわかりにくいですし、ご近所の目もとどきにくい。
仮にご近所の人が見たとしても、「メンテナンス業者さんが作業に来てるのかな」と思われがち。
まずは、こうした場所に道具になるようなモノを無防備に出しっ放しにしないこと。
できれば、ゴミなども出しておかない方がいいですね。
お風呂場の窓など、風を通すために開けっ放しにして出かけたくなってしまうところですが、
それも避けた方がいいですね。
とは言え、玄関まわりに脚立やスコップなどを収納するスペースもないと悩むところですが、
脚立などは、自転車やバイク用のチェーンロックなどで固定しておくと安心です。
↓こんなの。
スコップやホウキなどは、できれば物置を利用できるといいですよね。
物置も防犯性を高めるためには、選び方・置き方にいくつかポイントがあります。
そのお話しは、また別の機会に。