収納の定義ってなんでしょう
名古屋でも大雪になった昨日、 名古屋市名東区一社にあるオーダー収納家具屋さん収納ラボさんで 整理収納アドバイザー2級認定講座をさせていただきました。
スタッフの皆様の研修を目的とした講座です。
普段から、収納家具をつくることをお仕事にされていらっしゃる皆様。 一つ一つの演習も、きちんと情報を整理して発表くださったり、 事例として出させていただいたことのくらしの背景までイマジネーションを膨らませていただいたり、 とても内容の濃い講座にして頂くことができたように思ってます。
「整理収納の考え方は、あらゆることに応用できますね」とおっしゃっていただけたことも、 とても嬉しく思いました。
講座の中でやる演習って、様々な価値観を聞きいれる体験だったり、 情報の整理をして頂くことも実は目的の一つだったりするんです。
こうした講座やセミナーだけに限らず、いろんなコトやモノは、 どう考えてどんな状態で受け取るかによって、 きっと得られることが全然変わってくのかもしれませんね。
講座が終わった後に社長の矢島さんから、こんなお話を伺いました。
「収納と一言でいってもその定義ってあいまいで、受け取る人によっていろんな風に定義されるんですよね。 散らかっているのを何とかしたいとご相談に来られる方もいらっしゃいますし、間取りのチェックを求めてこられる方もいらっしゃる。新築の方にとっては、造作家具をつくるっていうことになるかも知れないし、リフォームとしてオーダー収納家具を考えられる方もいらっしゃる。収納ラボは、単なる技術者集団ではなく、本当の意味で収納全般を提案できる会社になりたいと考えています」
とても心に響くお話でした。
くらしの取扱説明書として私自身が考えてることと、 とても近いこと。 収め方を考えることも収納ですし、 住まい全体でみると収める場所を決めることも収納。 収納を買うこと、形を決めて造ること、 新しく造ることや変えること、 システムをつくること・・・。 この一つ一つ全部が、収納のそれぞれの一面なんですよね。 そして、くらしに大きな影響を与えるものなんだと思います。
あらゆる収納 ――― みなさんは、何を収納と表現されますか? 収納の定義って、どんなことだと思われますか?
収納ラボの皆様、ありがとうございました! ぜひ、日々の業務に、お客様へのご提案にと活かしていだければと思います。
そしてこれからも、ぜひ、末永くお付き合いいただけると嬉しいです。