住まいづくりとカフェごはん
こんな、カフェごはん が好きです。
カフェっていう空間が心地よかったり、バランス良く色んなおかずが頂けたり、 そんなことも好きな理由の一つ。
でも、それ以上に、 こうした一つのトレイやワンプレートへ盛られた食事って、面白いなって思うんです。 そのカフェの、いろんなことが、ここにギュッと集約されてるように感じるから。
いくつものカフェご飯を写真にとってこうして並べてみると、 自分自身が何に惹かれるのかな、なんて言うことも見えてきそうに思います。
作家さんがつくったお皿だったり、業務用につくられたものだったり、 ナチュラルな木製トレイだったり、重箱やお盆だったり。 日本のメーカーのものだったり、海外のメーカーのモノだったり・・・。
そのカフェの考え方や方向性が、器に表れてるんじゃないかな。
そして、器に盛られるお料理も、和洋中が一つのプレートから楽しめるようになっていたり、 和風のおかずだけ、洋風のおかずだけだったり、野菜中心なヘルシーメニューだったり、 おなかに重い感じのしっかりおかずだったり、すべての栄養をバランス良く考えられていたり。 ここにもテーマのようなものが、色濃く出ているように感じます。
盛り付けも、1枚のプレートに仕切りもないまま絵を描くように盛り付けられていたり、 小さな器をたくさん使って、一枚のプレートやトレイを細かく仕切っているものも。
カフェのワンプレートごはんは、住まいにちょっとにているのかなって思います。
カフェは、工務店さんやハウスメーカー、建築士さん。 器は、家。 お料理は、住まうご家族やご家族の持つモノ。
盛り付けは、収納や住まい方の提案。
自分は、どんなお料理が食べたいんだろう? どんな器が好きなんだろう? どんな盛り付け方をしたい、してほしいんだろう? そんな風に考えていくと、楽しいことがもっともっと増えてくるかもしれませんね。